貼り箱工場の数は減少し続けています。
貼り箱LABOがある市にも数多くあった貼り箱工場が残り4軒となり、
その中で事業継承できるという会社は少ないです。
中でも大量生産できる機械貼りの工場以外の、
昔ながらの職人さんによる手作業で生産される工場は、事業継承ができずに廃業したり倒産したりしています。
そのために手作業ならではの利点を生かして、
今まで貼り箱を使っておられなかった様々な職種の方々に販路を拡大してブランド価値や商品の価値を箱代以上に上げるお手伝いをしたり、
デザイン力や特殊な紙やアイデアを持った方々とコラボして箱自体を販売するという目標を掲げました。
貴重な熟練の職人さんの技術を残したい。
箱の魅力をより多くの方々に伝えたい。
そこで長年貼り箱工場と取引して75年間包装資材を取り扱ってきた親会社から部門独立し、
「貼り箱LABO」を設立しました。
「貼り箱LABO」という名前には目標の一つである
コラボという言葉も隠れています。
わかりやすく「貼り箱」としていますが、
実は貼り箱工場の技術を使って様々な箱を作れます。
手作業にこだわる工場だからこそ作れる箱もあります。
そのような事例を紹介したり、使用事例をより詳しくご紹介させていただいたり、
貼り箱LABOの想いなどをブログに記していきます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。