弊社がある兵庫県姫路市では4月中旬に雹が降りました。
弊社の場所よりさらに南の方が被害は酷かったようですが、弊社周辺も未だに穴だらけのカーポートやボコボコになっている車を目にします。
なぜかたまたま弊社の社用車には凹みは見当たらなかったのですが、会社近くにある我が家の車はボコボコになりました。
(我が家の前。普段はコンクリートが見えていますが、スーパーの製氷機の中みたいな状態に。)
そのボコボコの車の修理をディーラーで見積もったら修理費230万円!
車両保険で直しますが、板金屋さんが混みまくっていて、県外の板金屋さんに出して最短で2年後の修理になるそうです。
というわけで、乗り換えも検討して普段は興味がない車について調べていましたが、TOYOTAやLEXUSって供給不足で人気車はプレ値を連発して、値引きをしなくてもバックオーダーの列が出来ている状態なんですね。これは、先々供給が間に合うようになっても供給調整してずっとこのままいきそう。ビジネス的には凄く良い状態。本当に必要とされている質の高い物を作っている企業にしかできないけど、経営の面から見るとかなり興味深い。
リセールを考えたらまた外車に乗るのも気乗りしなくなってきたし、
どうしようかなあ〜と考えていたら、同じ兵庫県内に面白いお店を見つけました。
ハイラックスサーフ専門店WEED
https://weed10.com
ハイラックスサーフは、TOYOTAの大型SUVで1984年に販売開始されて2009年には国内販売が終了した車です。要するに今あるのは逆輸入車以外は全て最低でも15年以上前の中古車です。
WEEDさんは状態の良いハイラックスサーフの中古車を100台程度在庫されています。
その中から予算や条件に合ったサーフを選んで整備(場合によってはエンジンのリビルドまで)して、ペイントやガラスコーティングもして、さらに希望のカスタムを施して、最新のカーナビも付けて販売されています。
面白い。
中古自動車屋さんって全国に約42,000軒もあるそうです。その中で差別化を図ろうとしたら、これくらい振り切らないと生き残るのは難しそうですね。
BADDICAさんのように圧倒的なインフルエンス力とカリスマ性と経営手腕を持った経営者が中心となって日本の中古車業界を変革していこうとしている凄い会社もあるけど、中古車業界の中でもニッチな、それでいて十分な需要もあるところを狙うWEEDさんも興味深く映ります。
弊社の貼り箱は手貼りで作るので早く大量には作れません。
ですので、大量のロットになった場合、単価という部分ではトムソン箱に勝てません。
それなら、少量でも作れて・商品を引き立て・高級感という箱の単価以上の付加価値を生む貼り箱の良さを認めていただけるお客様にアピールして、その方々の要望に応えていかなければならない。
その中でWEEDさんのように、ニッチな部分ではあるけど十分な需要もある弊社独自の強みも見出さなければと、車を選ぶのを忘れて考えさせられております。
貼り箱のセミオーダーも反応の良いサイズがあれば、それこそ独自の強みに繋がりそうな次の展開も考えています。
セミオーダーの箱はかなりお得ではありますので、この機会に是非ご検討よろしくお願いします。