冷凍・冷蔵に使用する箱に関するお問い合わせをいただきました。
貼り箱LABOは貼り箱とホッチキス留めの組み立てられた箱に絞って販売しておりますが、
親会社は包装資材業を75年間営んでいるため、御依頼いただければ様々な包装資材に対応できます。
冷蔵・冷凍用の紙箱ももちろん作れます。
冷蔵・冷凍用の紙箱ってどんな箱?
冷蔵・冷凍用の紙箱で一般的に使用される厚紙は、
(表面)コートボールと(裏面)B段をくっつけた厚紙です。
コートボールとは、最もポピュラーなパッケージ用の厚紙です。表面が白く塗工されていて印刷に適しています。
裏面は基本的仕様はねずみ色です。
冷蔵・冷凍使用の場合には、印刷した上にさらに耐水加工を施します。
B段は、厚みが3mmの薄い段ボールです。
そのまま使うと耐水性がないため、「ハービル加工」という加工を施します。
ハービル加工とは、水性のハービルコーティングニスを塗布する加工です。
ニスと聞くと「食品に使えるの?」と感じますが、
紙コップ等にも使われている加工で、食品衛生法・食品添加物の規格基準を満たしており安全です。
そのように、それぞれ対油,耐水加工を施した紙を合わせて、1枚の厚紙を作ります。
貼り箱のように糊付けするとマイナス20度程度で剥離してしまうので、組み立て式の紙箱に仕上げます。
上記のように仕上げた箱を現在も海産物の販売などでご利用いただいております。
貼り箱LABOは包装に関する様々なことに対応させていただきます。
弊社が苦手なこと、ご依頼のものによりロットが多くなること、
価格が割高になることがある場合には正直にお伝えし、より良い発注先を知っていればご紹介もいたします。
お気軽にお声がけください。